三原、浅尾両氏「やさしい社会を作りたい」 大和駅頭で街頭演説会
自民党神奈川県連主催の街頭演説会が15日午後、大和駅周辺で行われました。夏の参院選への立候補を予定する三原じゅん子参院議員、浅尾慶一郎元参院議員に加えて、自民党県連会長の小泉進次郎衆院議員、地元の甘利明衆院議員もそれぞれ演説しました。

三原じゅん子参院議員は、初当選以来訴えてきた不妊治療の保険適用やこども家庭庁設置といった実績をアピール。「夢や希望を持てる世界を実現できた。女性にも弱い立場の人たちにもやさしい日本を作りたい」と強調しました。
浅尾慶一郎元参院議員は、これまでの政治生活で筋を通してきたことを強調した上で、「人は誰もが失敗するが、失敗した人だからこそ新しいことを生み出せるかもしれない。うまくいかなかった人にもう一回チャンスを与えるやさしい社会を作りたい」と訴えました。
司会役を担った小泉進次郎衆院議員は、球児だった高校3年時の県大会予選初戦の会場が大和スタジアムだったというご当地ネタを披露。「社会保障を専門とする三原じゅん子さん、経済を専門とする浅尾慶一郎さんの2人で社会保障、経済の政策を前に進める。そういった環境を作って、国民の皆さんに役に立てる自民党を作っていきたい」と語りました。

甘利明衆院議員は座間市内での自身の国政報告会を終えて、駆けつけました。大型連休中の訪米活動で、米国の政府高官や国会議員、有識者らと精力的に協議し、米国のTPP参加を促してきたことを報告。参院選に向けて「政権が安定することが、特定の国の覇権を許さないことにつながる。しっかりとした安定与党を作らないといけない」と呼びかけました。
演説会には大和、綾瀬、海老名、座間の4市の地方議員も参加。支持者らが大勢集まり、会場は熱気に包まれました。
