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市内企業オーパックを視察 モーター通電を橋渡し カーボンブラシを生産


 4日、大和市深見東に本社工場があるメーカー「オーパック」(境君夫社長)を訪れ、世界に向けたモノづくり産業の現場を視察しました。

 オーパックは、モーターが通電するために必要なカーボンブラシを主力製品として、材料開発から設計、製造、販売までを行っています。自動車にはワイパーやパワーウィンドウなど80台程度のモーターが使われていますが、カーボンブラシはその一翼を担います。小型化されたマイクロ用ブラシはドライヤーやカメラ、パソコンなど身近な製品にも使用されています。

 この工場では、黒鉛や銅の粉を混ぜ合わせて圧縮することでパーツを成形しています。

約400人の従業員がいる中国・大連の工場でも生産しています。

 オーパックでは、一眼レフカメラのシャッター開閉にも使われる外形10ミリ以下の小型モーターに装備するため、世界初となる超マイクロカーボンブラシも現在、開発中です。将来的にはロボットや医療分野でも活用が期待されるということです。

 視察には、藤代優也支部長(県議)や大和市議ら所属議員6人が参加。さがみロボット産業特区を活かした市内産業の活性化に向けて決意を新たにしました。大和市役所の産業活性課からも同行をいただきました。御協力ありがとうございました。


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